研究成果

宿泊・飲食サービス業就業者数予測速報モデル(2020年12月時点)

令和2年12月28日(月)、Data Engineering and Machine Learningセンターは、コロナ禍の宿泊・飲食サービス業就業者数予測速報モデルを開発しました。来年第2四半期までの季調後就業者数は、本年第3四半期に回復した,推定期間平均水準392万人を若干上回る水準で推移すること、最悪の場合を想定した95%信頼区間下限値では、コロナ禍の最悪水準379万人(原計数373万人)を若干下回る水準まで低下することが予測されています。

本予測は日銀12月短観調査のデータ等に基づいています。同調査は第3波が拡大する前に実施されており、足許の第3波拡大の影響は必ずしも織り込まれていません。今後、第3波拡大の影響が深刻化し、経済活動の大幅な縮小を余儀なくされる事態に陥った場合は、最悪の場合として予測しているコロナ禍の最悪水準を若干下回る水準、ないしは、これをさらに下回る水準まで低下し得ることに留意されたい。

コロナ禍の宿泊・飲食サービス業
就業者数予測速報モデル公表資料

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