ゼミ情報

データ構造の要約と視覚化

統計学の中でも、複数の変数の関係を明らかにする多変量解析を中心に学びます。数学的な理論とR言語を用いたコンピュータプログラミングの両方を習得し、データサイエンスを実装します。例えば、滋賀県観光統計調査から主要な周遊ルートを視覚化し、居住地別年代別にその傾向を明らかにしました。また、経済学部附属史料館が保有する菅浦文書に収録された1900点の花押の画像データを用いて書状の書き手の特定を試みています。理論と応用の両輪を磨きながら、現実社会の問題を解決するノウハウを身につけます。

教員より

医学、生物、保健、栄養分野などにおいて共同研究の実績があります。 アンケートの自由記載、インタビュー、議事録などを題材とした統計的テキスト解析の経験があります。統計ソフト「R」を使いながらプログラミングおよび統計解析手法をセミナー形式で行うことができます。

関連リンク

• 研究者総覧（佐藤健一）
• 佐藤健一WEB
• 滋賀大学シーズ集より「統計学」