学生インタビュー
在学生学部生
さらなる安全教育につながるVRアプリを製作。

宮村 碧さん
2022年入学
交通事故を体感、データの活用も
ゼミの研究で交通安全VRシミュレーションの製作を行いました。現実の事象を再現し、交通事故をゲームのように体験するシミュレーションです。運転手のミスや状態によって事故となる可能性があり、仮に歩行者である自分に一切の非がなくても、事故でケガをしたりしてしまっては元も子もありません。そのため、ユーザー体験型アプリで事故の起こりやすさ、怖さを実感していただき、さらなる安全教育につなげることを目的としています。また、車や被験者の位置、頭の動きがCSV※に出力されるため、それを利用して分析することができます。そして、被験者の動き方によって、結果にランダム性が生まれるのも特長の一つです。
※データの項目をカンマ(,)で区切り、テキストファイルで保存した形式のこと。
バグの修正を通じてコードをより深く理解
このアプリを製作した際、さまざまなバグがありました。特に、VRアプリ製作が初めてだったこともあり、カメラや操作のさせ方など、わからないことが多く、大変でした。そして、多くのバグ修正を通して、どのコードが不具合を起こしているかを見つける能力が磨かれました。今後、学外で発表する機会が増えていくため、社会実験やアンケートなどを行うことを目標としています。
❙ 滋賀大の好きなところ
所属している「卓上ゲーム研究会」では、いろいろな人とボードゲームで遊ぶことでコミュニティを広げることができます。
出典元:滋賀大学広報誌『しがだい』62号
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