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データエンジニアリング人材養成演習・成果報告会
2019年12月16日
データ研磨※1に関する集中講義「データエンジニアリング人材養成演習」の成果報告会を12月15日(日)に実施しました。
本講義は、DEMLセンター※2の主任研究員であるデータサイエンス教育研究センターの大里隆也が講師を務め、「実践的なデータ研磨の基礎スキルの習得」を目的として、10/6、10/27、11/24、12/15の4日間にわたり行われました。
講義の最終日に、参加学生が、習得したスキルの実践の場として「オープンデータのデータ研磨・分析を通して得られた知見」について発表を行いました。下記が発表のタイトルとなります。
聴講者には、DEMLセンターの研究員に加え、滋賀大学データサイエンス学部の教員、一般企業の方々、さらに、兵庫県立大学社会情報科学部から山本岳洋先生にもお越しいただき、受講者の学生も含め活発な議論が行われました。
発表タイトル
● 保険戦略への戦略提案
● 転出入率と出生率から人口推移を予測する
● 国宝天守を持つ都市のごみ事情
● 少子高齢化の比較調査
● 総人口・転出入者数の時系列データから、転出入率を算出し、地域・年代別に比較する
● 地方交付税から見る地方間の財政的格差の変化
● データから医療を見てみる
● 滋賀県の学力状況と考えられる改善点
報告会の様子 竹村彰通データサイエンス学部長による講評
集合写真
※1 データ研磨:データを分析が可能な形式にするための前処理
(出典:菊川康彬「正しい分析結果を導くためのデータ前処理 -分析者に求められる正確なデータ研磨のスキル-」 情報処理60巻5号p.436-441,2019
※2 DEMLセンター:帝国データバンク/滋賀大学Data Engineering and Machine Learningセンター(https://www.ds.shiga-u.ac.jp/DEML/)