最新情報NEWS&TOPICS

エレベータ保全データを分析し、異常検知時の点検内容通知アプリを構築

2019年09月13日

 このたび、データサイエンス教育研究センターが実施してきたフジテック株式会社との共同研究において、同社の業務改善につながる成果が生まれました。
 これは、同社が過去20年にわたり蓄積してきた異常記録と保守点検の実施記録とを分析し、その相関関係から高い確率で故障が予測できるモデル開発を行ったものです。
 本成果は、経験の浅い保守員でもベテラン同等の作業ができるよう、故障発生時に故障の原因として考えられる要因を通知するスマホアプリに展開され、作業効率化につながるものと期待されます。

 滋賀大学は、今後もデータサイエンス技術を活用し、社会貢献に努めてまいります。

参考:フジテック株式会社 https://www.fujitec.co.jp/