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滋賀県立虎姫高校「究理II データサイエンスコース」発表会にて講評しました
2019年03月25日
データサイエンス教育研究センターは、2016年12月に滋賀県立虎姫高校(SSH:スーパーサイエンスハイスクール採択校)と高大連携協定を締結し、データサイエンス学部教員による授業カリキュラムの設計やデータ解析等の指導法の助言、
データサイエンスをテーマとした探究学習プログラムへ協力しています。
2019年3月15日に虎姫高校にて開催された「究理II データサイエンスコース」のポスター発表会へ、データサイエンス学部と経済学部の教員および学生、計6名が参加しました。2年生を対象にした探求活動では、SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)に関連した「地域防災計画の特徴を探れ!」をテーマとしています。生徒自身で課題を見つけ、地域のデータを解析し、その結果を解釈するというProblem-Plan-Data-Analysis-Conclusion(PPDAC)サイクルを繰り返し回す過程を体験しています。発表会は3会場で実施され、ポスターの前での生徒による解説では熱心な質疑応答がありました。
このような高大連携活動の成果は、第16回 統計教育の方法論ワークショップ・理数系教員授業力向上研修会(東京)にて、
データサイエンス学部 和泉志津恵 教授、虎姫高校 松宮敬広 教諭、データサイエンス学部 畑山満則 特別招聘教授(京都大学
防災研究所 教授)により報告されました。学習指導要領の改定により、2019年度入学の高校1年生から「探究」科目が開始されます。この取り組みをとおして、教育現場に導入しやすい「データ駆動型授業モデル」の開発と実践をしています。
質疑応答の様子 (1) 質疑応答の様子(2)
ポスター発表の様子 データサイエンス学部と経済学部からの参加者