学部・研究科紹介ABOUT
学部長あいさつ
データサイエンス学部を目指す人たちへ

データサイエンス学部長
椎名 洋
データサイエンスは、社会の多くの分野で必須の学問となりつつあります。政府の掲げる目標にも、「データサイエンス・AIを理解し、各専門分野で応用できる人材」を年間約25万人育成することが書かれています。その25万人のなかでも、データサイエンスそのものを学びの柱として、体系的に勉強する人はかなり少数の人達です。本学部は、まさにそのような人材育成の場であり、この学部の卒業生が、4年間かけて習得した知識・経験・発想を活かして、これからの日本や社会を大きく変革していくことが期待されています。
データサイエンスの魅力は、その汎用性です。地球、そこに住む生物といった自然界の生み出すデータもあれば、経済・経営活動や文化活動といった人間の日々の活動中に、意図せず生み出されるデータもあります。これからは、仮想世界で意図的に作り出されるデータも増えていくことでしょう。こうした、多様なそして圧倒的な量のデータをどう集め、保存し、分析していくのか。このための基本的な知識を身に着け、実践経験を積むことは、およそすべての分野で役にたつはずです。デーサイエンス学部のキャンパスが、文系や理系の枠を超えた、「現代の教養」の場を提供いたします。
確実な基礎のもと、実践力と倫理観を備えたデータ活用のプロへ
数理統計学や情報科学・情報工学を基礎とした確実なデータ分析力のみならず、社会や企業の直面する課題を発見し、データを通じて解決へ導く着眼力、構想力を養成します。また、得られた結果を変革(イノベーション)につなげるための行動力やコミュニケーション力をも磨き、正しい倫理観を持ち合わせたデータサイエンティストを育てます。
養成する人材像
- 文理両面の知識を備えたデータサイエンティスト
- 実社会の専門知識をもとに、データ分析を行う実務家
- データサイエンスの高度な実践力と柔軟な発想力を持ち合わせた技術者・研究者