研究成果

コロナ禍の倒産件数予測モデルによる2021年Q3・Q4更新

滋賀大学と株式会社帝国データバンクとの共同研究センターであるDEMLセンターは、コロナ禍倒産件数予測モデルによる、2021年第3四半期・第4四半期の倒産件数予測を行いました。
本モデルは昨年に発表を行った倒産件数を被説明件数とする重回帰モデルをもとに、指標となるデータの本年度第2四半期更新を反映したモデルです。
倒産件数の変動の説明変数として、以前のモデルで高い予測力の得られた日銀短観の業況DI、販売価格DI-仕入価格DI、貸出態度DI、貸出約定平均金利、実質実効為替レートの6変数を選択しました。
今回モデルも外れ値の影響を軽減する頑健推定により、適切なパラメータを得られました。
これまでの実績倒産件数と本年第3四半期と第4四半期の倒産件数予測は下記の通りであり、実績倒産件数が引き続き低水準で減少中である中、予測値の推移も第2四半期実績見込みよりも高水準であるものの減少傾向にあることが予測されています。

直近実績倒産件数と予測倒産件数
  '20-Q3
実績
'20-Q4
実績
'21-Q1
実績
'21-Q2
実績
'21-Q3
予測
'21-Q4
予測
信頼区間上限 2983.508 2522.311
実績・予測 1904 1762 1596 1487 1909.694 1892.744
信頼区間下限 835.8789 1263.177

倒産件数予測結果

コロナ禍の倒産件数予測速報モデル
2021年Q3・Q4更新