研究成果

完全失業率予測速報モデル(2020年12月時点)

令和2年12月26日(土)、Data Engineering and Machine Learningセンターは、コロナ禍の完全失業率予測速報モデルを開発しました。予測完全失業率は2021年第1四半期に上昇するものの、同第2四半期にかけては概ね横ばいで推移し、尚低水準に止まること、また、95%予測信頼区間上限値の場合でも、尚推定対象期間平均を若干下回る水準に止まることが予測されています。

ただし、本予測モデルの結果は、説明変数として用いられた日銀12月短観調査のデータ等に基づいています。同調査は第3波が拡大する前に実施されており、足許の第3波の拡大は必ずしも織り込まれていません。今後、第3波が深刻化し、経済活動の大幅な縮小を余儀なくされる事態に陥った場合は、本予測よりも相当程度上振れし得ることに留意されたい。

完全失業率予測速報モデル公表資料

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